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2018年3月28日

自技会、中高生カーデザインコン 受賞作品を表彰

自動車技術会は26日、都内で中高生を対象に開催した「第6回カーデザインコンテスト」の受賞作品を発表、入賞した5人の学生を表彰した。

同コンテストは、中高生にデザインを創造する楽しさ体験する機会を提供するとともに、将来の自動デザインを担う人材の発掘を狙い毎年開催している。今回は昨年に続き「10年後の暮らしを楽しくする車のデザイン」がテーマで253件の応募を集めた。
審査の結果、優れた作品に贈る「カーデザイン大賞は「厳しい判断ではあるが、応募作の中で最も優れた作品を選ぶのではなく、世界で求められるデザインの水準を理解してもらいたい」(審査関係者)いう理由で該当なしとした。しかし、大人にはない自由な発想で車の将来を示した優秀な作品にその他の賞を贈った。
「審査員特別賞」を受賞した女子美術大学付属高校2年の鈴木優里香さんは「受賞して大変うれしい。ものをデザインすることの難しさと面白さを勉強できた」と感想を語った。また「ダビンチ賞B部門」を受賞した熊本県立大津高校の髙木海斗さんは「自分の乗りたい車をデザインした。将来はカーデザイナーを目指す」と述べ、コンテストが貴重な経験になったとした。
入賞作品と受賞者は次の通り(敬称略)
▽カーデザイン賞=「air」沖林和幸、兵庫県神戸市立広陵中学3年▽同=「癒バス」岩片智、東京都立工芸高校1年▽ダビンチ賞=「未来の消防車」三浦萌、神戸市立広陵中校2年▽同=「Smart7」髙木海斗、熊本県立大津高校2年▽審査員特別賞=「SKETCH」鈴木優里香、女子美術大学付属高校2年

日刊自動車新聞3月27日掲載

開催日 2018年3月26日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

自動車技術会(自技会)

対象者 中高生,自動車業界