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2018年3月27日

国土交通省 タイヤ脱落防止へ協議 タイヤ協会・全タクなど14団体

国土交通省自動車局整備課は19日、走行中のトラック・バスからのタイヤ脱輪事故が多発している(2016年度は56件)ことから、タイヤ協会、全タ協連、日整連など14団体32名を集めて非公式な意見交換会を行った。
会合では脱輪事故が左後輪に頻発すること、事故全体の約8割がタイヤ交換作業の1カ月から2カ月が経過した時に起きていること、北日本では繁忙期にアルバイトを雇う場合が多く、作業ミスが発生しやすいことなど確認した。
対応策としては、ゆるまないホイールボルト・ナットの開発の必要性や、海外で普及しているゆるみ止めの使用など、ハード面での改善が必要という意見が出た。また、タイヤの日常点検の励行と、走行前のタイヤ点検を目視だけで終わらせずにハンマーを使うこと、繁忙期に作業が集中するのを避け、ゆとりあるタイヤ交換をユーザーに呼びかけることが提案された。
同省では脱落事故防止に向け、引き続き対策を検討していくとしている。
タイヤ新報3月26日掲載

開催日 2018年3月19日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

国土交通省

対象者 自動車業界