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2018年3月12日

自動運転で郵便配送 運転手不足に対応 実証実験を開始 日本郵便

郵便物輸送の自動運転に向けて日本郵便は12日、千代田区霞が関の本社で実証実験を開始する。

喫緊の課題である運転者不足に対するため、2020年以降の実用化へ向けて本格的な準備を開始する。7日のセレモニーでは、信号認識、障害物探知などのシステムを搭載した大型ミニバンが、高精度3次元地図を利用して、本社周辺を時速20㎞で走行した。

実際の実証実験は、12日から16日までの5日間、公道で行われる。ルートは、本社発、西新橋郵便局経由で銀座郵便局までおよそ2㎞。緊急時には人が介在する条件付きの自動運転・レベル3で実施する。仮想の荷物で郵便物やゆうパックなどの小包を想定し、窓口郵便局間の配送を行う。

実証実験でのルート上では、対向車や路上駐車への判断、車線変更のほか、交差点での一時停止して右折といった高度なシミュレーションが含まれている。検証を繰り返し自動運転の精度を上げたい考えだ。

日本流通新聞3月12日掲載

開催日 2018年3月12日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

日本郵便

開催地 日本郵便本社(千代田区霞が関)
対象者 自動車業界