2018年3月12日
エアバッグ未改修車両は早期に対応を、岐阜県自動車整備振興会が独自ポスター
岐阜県自動車整備振興会(田口隆男会長)は、タカタ製エアバッグ搭載車両のリコール作業を促すため、専用のポスターを製作し、広く県民に改修対応を呼びかける。
ポスターは岐阜運輸支局と協力して製作し、運転免許センターや各自治体のほか、道の駅やショッピングセンターなど、ドライバーが多く訪れる場所に掲示する。国土交通省は5月以降、未改修車両の車検を通さない措置を行う。残り2カ月に迫った期限に向け、県民への呼びかけを積極化し、未改修車を限りなくゼロにしたい考えだ。
異常破裂する危険性が高い未改修車両について、国土交通省は車検を通さない措置を5月から行う。国交省によると、1月末時点での改修率は86・1%で、改修未実施車は全国で約263万台に上る。
異常破裂により金属片が飛散し、負傷する恐れがあり、異常破裂が原因とみられる死者数は全世界で18人を数える。まだ十分でない入庫について、同会は独自にポスターを製作し掲示することで、県民に周知を進め、安全を確保すると同時に、車検が通らないユーザーの不都合を防ぎたい考えだ。
ポスターはA3サイズで、国土交通省の告知チラシをベースとし、対象車種の一部を紹介する。また下部に「詳しくは、日頃ご利用いただいている公認整備工場へお尋ねください」の文言を入れ、入庫を促す。約60枚ほど印刷し、3月から県内のドライバーが多く集まる場所に掲示している。
日刊自動車新聞3月9日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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主催者 | 岐阜県自動車整備振興会 |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 岐阜県自動車整備振興会ホームページ |