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2018年3月12日

千葉車体整備協組、高度化整備で研修

千葉県自動車車体整備協同組合(長嶺隆路理事長)は1日、千葉市美浜区の千葉県自動車会館教育センターで「高度化車体整備技能講習会兼車体損傷員フォロー研修会」を開催した。

同講習会は日本自動車車体整備協同組合連合会(小倉龍一会長)が推進する車体整備士教育事業の一環で今回を含め、県内3会場で開催。講習を通じ、高度化する車体整備に対応できる技術や知識の修得を目的とし、国土交通省が後援している。また同組合が育成強化に取り組んでいる車体損傷診断員の研修会も合わせて実施し、今回は約30人が参加した。

講義内容は前半がASV(先進安全自動車)の基本構造、ASVシステムの取扱い上の注意事項などの基礎知識、スキャンツール(故障診断機)の機能や診断点検の手順など学んだ。後半はプリウスの実車を使ったエーミング作業を実施した。また各メーカーの新技術や17年度に改正された主な法令、通達について解説、理解を深めた。最後に同組合が推進している先進安全自動車対応優良車体整備事業者認定制度や車体損傷診断員制度、車体整備記録簿の交付制度についても説明を受けた。長嶺理事長は「進化している車体整備の高度化技術への対応が必要不可欠になっている。この講習会を通じて、車体整備のスキルアップにつなげてください」と述べた。

日刊自動車新聞3月9日掲載

開催日 2018年3月1日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

千葉県自動車車体整備協同組合

開催地 千葉県自動車会館教育センター(千葉市美浜区)
対象者 自動車業界