愛知県はこのほど、自動車関連業種の企業などを対象とした平成２９年度自動車産業イノベーションセミナー「あいち自動運転推進セミナー」（参加費無料）を名古屋市中村区のＴＫＰ名古屋駅前カンファレンスセンターで開催した。

自動運転の開発競争が世界規模で進む中で企業における新たな事業やビジネスモデルを創出するための“気づきの場”として定員２００人で実施。名古屋大学未来社会創造機構や同県、春日井市、エヌビディア、ＮＴＴドコモで自動運転の開発・試験に取り組む責任者などが講演した。
セミナーの冒頭、主催者を代表して挨拶に立った大村秀章愛知県知事は「愛知県は日本一の自動車産業の集積地」とし、同県が自動運転開発に力を入れることで、日本が世界の開発競争をリードすることにつながることを強調した。

日刊自動車新聞3月8日掲載