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2018年3月8日

ジュネーブショー開幕、日本勢はHVで環境対応

第88回ジュネーブ国際モーターショーが6日(現地時間)、スイスで開幕した。欧州勢の出展では電気自動車(EV)が目立ったが、日系各社は内燃機関を持つ環境対応車で対抗。いずれもSUVが主流を占め、世界的に市場の主役に躍り出たことを印象づけた。また、スポーツカーのコンセプトモデルなども披露されており、電動化一辺倒ではない“ショー”ならではの趣もみられた。8日に一般公開し、18日まで開催される。

会場には市販間近のSUVとEVの組み合わせが相次ぎ登場した。アウディは初のEV「eトロン」のプロトタイプを公開。正式発表前でカムフラージュを施したが、外装以外はほぼ市販バージョンに近いものになる。ジャガー・ランドローバーもまた、ジャガーブランド初のEV「Iペイス」を初公開した。いずれも年内に発売し、来年初頭にも日本市場に投入する予定だ。
 

一方、トヨタ自動車はレクサスで2リットルハイブリッドシステム採用の新型クロスオーバー「UX」を世界初公開した。ホンダも欧州で販売するSUVに初めてハイブリッドシステムを採用。新型「CR―V」の欧州仕様の量産モデルを公開した。欧州で販売が低迷するディーゼルエンジン(DE)に代わる環境対応車として、環境先進国のスイスで存在をアピールした。
 また、各社のスーパーカーも居並ぶ中、トヨタは02年に生産中止した「スープラ」をレーシングカーとして復活させた「GRスープラレーシングコンセプト」を世界初公開した。※詳細は日刊自動車新聞を参照ください。

日刊自動車新聞3月8日掲載

開催日 2018年3月8日
開催終了日 2018年3月18日
カテゴリー 展示会・講演会
開催地 スイス(ジュネーブ)
対象者 一般,自動車業界