日本自動車連盟（ＪＡＦ）栃木支部（小平雅久支部長）はこのほど、栃木県茂木町のツインリンクもてぎ・南コースで「ジムカーナに学ぶドライビングレッスン会ｉｎもてぎ」を開催した。

同レッスンは“モータースポーツの入口”を楽しみながら、参加者には個々のレベルに合った運転のコツをつかんでもらおうと開催している。普段の運転では体験できない運転操作などを通じて車の限界を体感することで、今後の日常生活の安全運転にもつなげてもらう狙い。今回は約３０人が参加し、ジムカーナなどを体験した。
 レッスンは参加者が四つのグループに分かれ、ジムカーナ競技で活躍している現役選手がインストラクターとなって、スタート＆ストップ（急ブレーキ）や定常円走行、８の字走行、スラローム走行、ミニジムカーナなどを個別アドバイスを受けながら体験した。初心者にも優しいプログラムで、日常の安全運転にも役立つようにしている。
 レッスンの最後にはジムカーナドライバーが運転する競技車両への同乗体験を行い、プログラムを終了。また、希望者には国内Ｂ級ライセンスの取得講習会も行った。ＪＡＦでは今後も国内モータースポーツ統括団体として、モータースポーツの振興に取り組んでいくとしている。

日刊自動車新聞3月7日掲載