独フォルクスワーゲン(ＶＷ)傘下のＭＡＮは、ドイツ鉄道の貨物部門ＤＢシェンカーおよび独フレゼニウス大学と共同で、物流業界での隊列車両の実証プロジェクトを開始したと発表した。
4月から独南部の高速道路Ａ9号線で走行試験を行う予定で、日常的な物流業務ではこれが初めてという。
3社の共同ベンチャーは昨年5月に始動。試験トラックは向こう数カ月間、ＤＢシェンカーの日常物流業務に組み込まれ、ミュンヘン–－ニュルンベルグ間を走行する。
ＯＢシェンカーの運転手が乗車してプロの目線から運転の様子を視察・評価し、応用化学で有名なプレゼニウス大の研究者が神経生理学と心理社会学の視点から支援する。
日刊自動車新聞3月5日掲載