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2018年2月26日

全国自動車大学校・整備専門学校協会、第三者評価の研修や調査で報告会

全国自動車大学校・整備専門学校協会(JAMCA、中川裕之会長)は22日、都内で「自動車整備専門学校における職業実践専門課程の第三者評価」についての報告会を開催し、学校関係者らが参加した。自動車大学校への訪問調査や、昨年12月の研修会とアンケート調査について成果を報告。今後、第三者評価制度を導入し教育の質を保証していきたい考えを示した。

第三者評価は外部の専門家などが、整備士養成の教育カリキュラムなどが必要な水準に達しているかを評価する制度。文部科学省の委託事業「職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進」の一環として、JAMCAを中心に第三者評価制度の導入に向け調査やガイドブック作成などを行った。事業は今年で4年目で、今年度をもって終了する。
JAMCA会員校の70%が国の「職業実践専門課程」の認可を受けているものの、現状では自動車学校や整備専門学校の教育の質を保証する制度などがないため、社会的評価が得られていない。そのため、今後「専門職大学」も視野に入れた教育活動を推進した上で、第三者評価の導入が不可欠であると提言している。

日刊自動車新聞2月26日掲載

開催日 2018年2月22日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

全国自動車大学校・整備専門学校協会(JAMCA)

対象者 大学・専門学校,自動車業界