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2018年2月26日

消防団の「準中型」対応支援

消防庁は2018年度から改正道路交通法で新設された「準中型免許」を取得する消防団員への支援に乗り出す。

全国の消防団が所有するポンプ車やはしご車の3割強の車両が、普通免許では乗れなくなるためだ。
消防団が持つ消防車両約5万1千台のうち約4万9千台は車両総重量5トン未満で、従来は普通免許があれば運転できた。しかし、このうち約1万7千台は3・5トン以上で、7・5トン未満まで運転できる準中型免許が必要となる。
ただでさえ消防団員の成り手不足が深刻な中、一部の自治体では、自費で免許を追加取得させるのは難しいと判断。普通免許から準中型免許にグレードアップするために教習所に通う団員に費用を助成する制度を設けている。消防庁は、こうした助成制度のある自治体に特別交付税を活用して、財政支援する考えだ。

日刊自動車新聞2月26日掲載

カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

消防庁

対象者 一般,自動車業界