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2018年2月19日

大阪オートメッセ2018 ドレスアップしたクルマを楽しむ 来場者21万7500人

インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されたカスタマイズカーショー「大阪オートメッセ1018」が12日に閉幕した。21万7507人が会場を訪れ、レーシングカーやドレスアップされたクルマを楽しんだ。

◆地元ディーラーも
東京オートサロンに比べ、派手な装飾をした車両が少なく、落ち着いた雰囲気だった。オートメッセでは小物を販売する出展者が多かった。各ブースのグッズコーナーには人だかりができた。出展者からは「関西人は買い物好きだが、商売にはシビア。声をかけた瞬間から値引き交渉が始まる」という声が多かった。会場には若者の姿が目立った。同イベントに特別協力する地元ラジオ局「FM802」の影響が大きい。会期中は、豪華アーティストのステージを用意し、クルマと音楽を楽しめる場となっていた。 会場内では地元のディーラーや整備専門学校もブースをかまえ、オートメッセを盛り上げた。大阪トヨペット(横山昭一郎社長)は、「GR」ブランドの「プリウスPHV」などを展示。アウトドアブランド「モンベル」とコラボレーションし、PHVの外部給電機能を紹介した。また、サポカーの自動ブレーキ機能が体験できるシミュレーターを設置し、来場者にトヨタ車の先進安全装置を訴求した。

◆熱心に写真撮影
日本自動車連盟関西本部(堀内俊樹本部長)は、スマホアプリ「JAFデジタル会員証」をアピールした。オートメッセで初となるVR(仮想現実)機器を導入するなど、体験型の交通安全体験コンテンツを充実させ、ユーザーの意識向上を図った。
整備専門学校は、日本モータースポーツ専門学校大阪校(松浦禮三校長)と日産京都自動車大学校(川上宏美校長)が出展。日本モータースポーツ専門学校大阪校は、戦闘機をイメージした「ガレオス」とユーロスポーツ風の「サルトゥスヴィルゴ」の2台を展示した。初出展の日産京都自動車大学校も2台を展示。“古い車を新しく”をコンセプトにした「SUNNY」は幅広い年齢層から人気だった。
「撥水道場」を展開する田辺鈑金(田辺誠社長)は、ハイブリッドコートZEROシリーズや二輪車用のヘルメットシールド専用コーティング剤などを展示し、来場者の注目を集めた。
TONEは、ハイエーススタイルとコラボレーションし、ブースを出展した。会場限定の工具の福袋は、人気を博していた。 用品メーカーでは、ディクセルやホイールメーカーのワーク(田中知加社長)、レイズ(斯波眞澄社長)など関西を本拠とする企業が出展した。
各ブースに展示してあるカスタマイズカーやレーシングカーを熱心に写真撮影する来場者が多かった。アクセサリーなどのグッズを購入する人も多く、関西のドレスアップ文化の強さがうかがえた。

日刊自動車新聞2月19日掲載

開催日 2018年2月10日
開催終了日 2018年2月12日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

オートメッセアソシエイション

開催地 インテックス大阪
対象者 自動車業界
リンクサイト

http://www.automesse.jp/