2018年1月29日
〈用品トレンド〉首都圏で4年ぶり大雪 量販店に“追い風”
カー用品の売れ行きは常に気象状況に影響されるが、22日に関東広域を襲った4年ぶりの大雪は、用品量販店各社にとって追い風となったようだ。雪対策用品としては、解氷用のケミカル類や雪かき用のスコップから、チェーンやスタッドレスタイヤなど、さまざまだが、首都圏で積雪が20センチメートルを超えた今回は、チェーンやスタッドレスタイヤといった比較的高額商品の動きが大きかった。大手各社は、雪に備えた対策を行い、確実に売り上げにつなげた。
国土交通省は21日に、大雪への注意喚起のための緊急発表を行った。カー用品店には、気象予報が出た後の20日頃から来店客が増え、21日からタイヤ取り付け需要が本格化した。この時すでに、2時間待ち以上という店舗もあり、別の用品取り付けで来店した人が諦めて帰る姿もみられた。
さらに積雪のあった22日は、朝から多くの人が訪れ、昼ごろには店頭から姿を消す商品も出始めた。他の地域店舗から取り寄せるなどの対応を行ったホームセンターでは「100個取り寄せたが、それもすぐに売れてしまった」という状況だ。
日刊自動車新聞1月26日掲載
カテゴリー | 交通安全 |
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対象者 | 自動車業界 |