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2023年6月01日

日本自動車車体工業会 新会長にトヨタ車体会長の増井氏

日本自動車車体工業会は5月26日、都内のホテルで2023年度通常総会を開いた。役員改選に伴い、新会長に増井敬二副会長(トヨタ車体会長)、副会長に吉村東彦小型部会長(日産車体社長)、布原達也特装部会長(極東開発工業社長)がそれぞれ選ばれた。矢野彰一副会長(矢野特殊自動車社長)は留任し、宮内一公会長(トヨタ自動車東日本会長)は相談役に就いた。

板倉範顕氏も新たに専務理事・事務局長に就いた。増井新会長は「会員の皆様の本音の困りごとを現地現物で伺い、みんなで課題に向き合うことで会の活性化を図りたい」と語った。総会では、23年度の事業計画や収支予算案などの議案も承認された。

同日公表された車工会会員会社の22年度の車体生産台数実績は前年度比3%増の195万5千台と4年ぶりのプラスとなった。架装メーカーの生産台数(非量産車)は前年度比で6・9%減の13万7千台と5年連続の前年割れだ。半導体不足などが響いた。

増井 敬二氏(ますい・けいじ) 京都大学法学部卒。1977年トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社、05年同社生産管理部部長、12年同社専務、16年トヨタ車体社長、23年4月から現職。68歳。

カテゴリー 人事,会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞5月29日掲載