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2022年12月09日

三菱ふそう リモートワークに対応したコンセプト車両公開

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、小型 トラック「キャンター」をリモートオフィスとして利用できるように改造したコンセプト車両「NOMADPro CANTER(ノマドプロ・キャンター)」を公開しました。「自然が持つ癒しの力を活用すること」をコンセプトとした「NOMADPro CANTER」は、移動式の快適な仕事場を提供し、リモートワークの新しい生活様式を提供します*1。

「NOMADPro CANTER」は、国内外で多岐にわたる用途で活用されている「キャンター」のウィング架装で2輪駆動のモデルをベース車両として使用しています。同コンセプト車両は、リモートワークを車内で快適に行える設備を備え、車両の新たな活用の可能性を提示します。「NOMADPro CANTER」は、可動式で簡単に収納できるテーブルとベンチを設置し、2名が働けるワークステーションでリモートワークが可能です。

また、可動式のベッドのほか、キッチン、洗面台やシャワールームも装備し、仕事を終えた後には車内で休憩や寝泊りが出来ます。コンパクトな空間ながら、車両右側のウィングをフルオープンにすることで開放感も得られ、仕事を行う際にも身近に自然を感じることが出来ます。

「自然が持つ癒しの力を活用すること」をコンセプトとした「NOMADPro CANTER」は、移動式の仕事場を提供し、リモートワークの新しい生活様式を提案します。コロナ禍で急速に普及したリモートワークやデジタルノマドと呼ばれる場所を問わない働き方は、これまでのオフィスワークの定義を世界的に覆して働き方を再定義し、通勤時間の削減やより柔軟な働き方などの多くの恩恵をもたらしました。

その一方で、在宅での勤務は運動不足や社会的孤立につながる可能性があるとも言われています。MFTBCはコロナ禍以前から導入しているリモートワーク制度や「NOMADPro CANTER」を通じて、社員のワークライフバランスや心身の健康維持のサポートを推進します。*2

「NOMADPro CANTER」は、今後FUSO公式デジタルチャンネルでの掲載のほか、自動車展示会での展示、関東エリアでのロードツアーなどを2023年に予定しています。

*1:「NOMADPro CANTER」はMFTBCが株式会社パブコならびに株式会社Dream Driveとの共同製作によって製作したコンセプト車両です。一般発売や当社での受注の予定はございません。

*2: 2022年12月現在、本社勤務の全間接員を対象に100%リモートワークが可能です。

「NOMADPro CANTER」コンセプト車両

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

三菱ふそうトラック・バス

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

リモートワークの新たな生活様式に対応したコンセプト車両「NOMADPro CANTER」を公開 | Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation (mitsubishi-fuso.com)