2022年12月08日
自動車技術会 学生フォーミュラ認知向上へ、モータースポーツジャパン出展
自動車技術会(大津啓司会長)は、東京・臨海副都心(お台場)で行われた「モータースポーツジャパン2022」に出展した。人材育成を目的として学生向けに行っている「学生フォーミュラ」の認知向上に向けた取り組みの一環。自技会が学生フォーミュラ関連で、他のイベントに出展するのは今回が初めて。
ブースでは実際の競技を体感できる「学生フォーミュラシミュレーター」を活用。障害物との接触で振動が起きるなどリアルなレースを演出し、競技のルールやレーシングマシンのPRにつなげていた。
学生フォーミュラはチームごとに競技車両を制作し、毎年夏に行われる大会で速さや設計の工夫などを競う。今年は3年ぶりに全面的な開催が実現した。一方、コロナ禍に伴う活動制限のため、チームによっては参加人数が大きく減少したという。自技会ではイベントなどを通じて、競技規模の拡大につなげたい考えだ。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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対象者 | 大学・専門学校,自動車業界 |
日刊自動車新聞12月1日掲載