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2022年11月08日

ホンダ  茨城で超小型モビリティ実証実験、カメラ映像で自律走行も

ホンダは2日、「CI」と呼ぶ協調型人工知能技術を搭載した超小型モビリティの実証実験を茨城県で11月中に始めると発表した。カメラ映像だけで自律走行する技術や、人と対話する技術を搭載した車両を走らせる。技術課題や市場ニーズを検証した上で2030年の実用化を目指す。

CIは、高精度地図に頼らず周辺環境を認識して自動走行する「地図レス協調運転」と、人の自然な発話やジェスチャーを理解して最適な提案を行う「意図理解・コミュニケーション」で構成する知能化技術。搭乗型モビリティ「サイコマ」と、荷物を持って人に追従するモビリティ「ワポチ」にそれぞれ搭載する。

実証場所は、農業体験施設「水海道あすなろの里」(常総市)。23年春に開業予定の産業団地「アグリサイエンスバレー」でも行う予定だ。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞11月4日掲載