日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会（ＮＡＰＡＣ、高瀬嶺生会長）は１０月２５日に開いた総会で、日本自動車スポーツマフラー協会（ＪＡＳＭＡ、水口大輔会長）が合流したと報告した。ＮＡＰＡＣ内に「ＪＡＳＭＡ事業部」を新設し、同協会が担ってきた業務を引き継いだ。事業部長には水口会長が就いた。

ＮＡＰＡＣは今後、既存の「ＡＳＥＡ事業部」「ＪＡＷＡ事業部」を含む３事業部体制で運営する形となる。これまで以上に、各領域と連携が図りやすくなることで、安全性と趣味性を両立した用品づくりの在り方を協議していく考えだ。

新体制に移行する背景には自動車業界の変革が加速する中、アフターマーケット業界もこれに対応していく狙いがある。合流に向けた構想自体は以前から存在していたが、コロナ禍により協議に時間がかかるなどし、今回のタイミングになった。

日刊自動車新聞10月27日掲載