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2022年9月07日

スズキ 農業ベンチャーと「ロボット台車」共同開発契約を締結

スズキは8月31日、農業ベンチャー企業のエムスクエア・ラボ(加藤百合子社長、静岡県牧之原市)とさまざまな用途で使用できるロボット台車「モバイルムーバー」の共同開発契約を締結したと発表した。

両社は2016年からロボット台車の車両開発や走行試験などを進めてきたが、今後の実用化に向けて新しいビジネスモデルを検討する。実用化の時期は未定。

モバイルムーバーは電動車いすをベースにした多用途モビリティ。農作業の負担軽減を目的に開発しており、台車上部を人や農作物、農薬散布車などの運搬に使用できる。農業のほか、工場や倉庫での運搬、小口配送の補助用途などの需要を見込み、ビジネスモデルを確立する考え。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞9月1日掲載