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2022年7月13日

国交省 検査標章の表示場所を運転席右側へ、23年1月施行

国土交通省は、自動車に表示する検査標章の位置を、前面ガラスに向かって運転席の右側(左ハンドルは左側)に変更する。自動車検査(車検)の受け忘れによる車検切れの状態での公道走行を防止するため、ドライバーが車検の有効期間を確認しやすい位置に変更する。2023年1月に施行する予定。

車検証の有効期間が満了する時期を示す検査標章は、道路運送車両法などで自動車の前面ガラスに表示することが義務付けられており、一般的な乗用車の場合、具体的な表示位置として前方から見やすいように、前面ガラスのバックミラーの前とされている。

今回、自動車検査業務等実施要項を改正して、検査標章の表示場所を前面ガラスの運転席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置に変更する。ドライバーが検査標章裏面に表示されている車検証の有効期間が満了する年月日を確認しやすい位置にすることで、無車検運行を防止する。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月6日掲載