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2022年7月05日

神奈川県トラック協会 燃料価格高騰・高速料金値上げで決起大会

神奈川県トラック協会(吉田修一会長)は、神奈川県貨物自動車事業協同組合連合会(飯沼健史会長)と共催で、「燃料価格高騰・高速料金値上げ 経営危機突破決起大会」を横浜市内のホテルで開催した。

トラック業界では、労働時間の短縮や標準的な運賃の普及促進などを目指しているが、依然として運賃改正は進まない状況が続く。そうした中、燃料価格の高騰や高速道路料金の値上げで、運送事業を取り巻く環境はさらに厳しいものとなったとして、組合員が団結し状況の改善に向け決起大会を開いた。

同大会では、各政党の代表らを来賓に迎え、運送事業者が直面している危機的状況を訴えた。その上で、燃料税制対策の実施や燃料費負担の軽減に資する補助支援制度の創設、高速道路料金のさらなる割引の拡充などをまとめた決議文を読み上げた。決議文は今後、要望書として各政党に提出する。

吉田会長は「運送業界はこれまで、高速道路や燃料などさまざまな値上げを吸収してきたが、事業存続の危機に直面する事業者が増えている。皆のベクトルを合わせ、国に訴えていくことが肝心だ」などとあいさつした。最後に、合言葉「あたりまえを、止めるな」を唱和し締めくくった。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞6月30日掲載