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2022年6月28日

日本交通科学学会 28~29日に学術講演会、自動運転技術の本質周知へ

日本交通科学学会(JCTS、有賀徹会長)は28、29日にオンラインで「第58回日本交通科学学会 学術講演会」を開催する。「より高度な自動車の安全性確保のために~自動運転車の正しい理解に基づく安全性の向上」をテーマに、医学や理工学、法学、自動車メーカーなどの専門家らが最新の研究成果と提言を発表する。

今回は、ドクターヘリの国内導入を牽引した南多摩病院院長の益子邦洋氏が「交通事故傷害において医学から工学に期待すること」をテーマに特別講演を行うほか、自動運転がテーマのシンポジウムなどをライブ配信する。合わせて8テーマの一般演題を7月13日までオンデマンド配信する。

学術講演会の大会長を務めるJCTSの槇徹雄理事(東京都市大学理工学部教授)は「ドライバーが運転支援・自動運転技術の使用方法を正しく認識し、新機能を正しく使用することで交通事故を減少できると確信している。学術講演会を通じてで医学と工学の両面から活発な討議につなげていきたい」と開催の抱負を述べた。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞6月24日掲載