2022年6月16日
日本自動車輸入組合 関西圏で輸入電動車の普及促進に注力
日本自動車輸入組合(JAIA、クリスチャン・ヴィードマン理事長)は、関西圏における輸入電動車の普及促進に力を入れる。30日に報道関係者向けの展示会を大阪で初めて開催。四輪車インポーターと二輪車インポーター、充電関連事業者が参加し、四輪と二輪の最新の輸入電動車から充電器までを一堂に会して、電動車の豊富なラインアップやクルマとしての実力、魅力などを訴求する。
JAIAは、カーボンニュートラルの時代に向けて昨年4月から「輸入電動車普及促進プロジェクト」を実施。その一環として、昨年6月に輸入電動車普及促進イベントを、昨年11月には輸入電動車試乗会を、東京で実施している。
大阪で行う「JAIA輸入電動車普及促進イベントin大阪」もこの一環で、大阪市北区のグランフロント大阪北館地下2階のナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターで催す。四輪車9社・12ブランドに加え、二輪車4社・4ブランド、充電関連事業者8社も出展。四輪の乗用電動車だけでなく二輪の電動車や燃料電池車、バスの電気自動車など、「展示に工夫を凝らして実施する」としている。
JAIAでは、大阪を含む関西圏を「登録車に占める外国メーカー車のシェアが高いトップ6のうち、4県(兵庫、大阪、奈良、京都)を占める重要なエリア」としている。特に大阪府では、2030年までに、軽を除く乗用車の新車販売を100%電動車にするなどの目標を掲げて電動車の普及に取り組んでおり、関西圏での輸入電動車の認知向上に力を入れ、普及促進に結びつける意向だ。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞6月3日掲載