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2022年1月14日

東京都トラック協会 SDGs活動に関する研修会開催

東京都トラック協会(東ト協、浅井隆会長)は、SDGs(持続可能な開発目標)・カーボンニュートラルをテーマにした研修会「企業にとってのSDGs~経営革新の機会~」を開催した。講師にサスティナブル・デザイン研究所の西原弘氏を招き、「SDGsのルーツとビジョン」「SDGs活動の始め方」について、研修を行った。

研修会で西原氏は、「SDGsの取り組みを始めるとすぐに結果が出るわけではなく、取り組んでいることが企業評価につながる時代になった」と述べた。

さらに、「SDGsへの取り組みは5年後、10年後の損益で結果が出る」とし、世界共通の企業評価の尺度に、ESG(環境・社会・統治)やSDGsが取り入れられ「17のゴールと169ターゲットの持続可能な開発に取り組んでいるかどうかが重要になってきている」などと説明した。

全ての人々の人権尊重をはじめ、環境問題などに対して、持続可能な開発目標に対して先進国の責任として、実行していくことが求められているという。来年以降に入社する新社会人は、SDGsについて学んだ人が多いため、企業として取り組んでいるかが選ばれる上で重要となると訴えた。さらに、会社でSDGsへの取り組みを始める際には、目的を考えるのが良いなどとアドバイスした。

カテゴリー 社会貢献
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月7日掲載