2022年1月13日

いすゞ自動車首都圏　オンライン商談を本格稼働、ＨＰリニューアル

いすゞ自動車首都圏（小河原靖夫社長）は、オンライン会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を活用したオンライン商談を１月から本格稼働する。これに先立ち、ズームアプリのアップル版とグーグル版のダウンロードリンクなどを備え、オフィシャルホームページ（ＨＰ）を刷新し、リニューアルオープンした。

同社は、これまで営業にタブレット端末を導入し、カタログのデジタル化を推進するなど、積極的にデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）を推進してきた。また、オンライン商談の社内コンテストを開催するなど、顧客との商談スタイルが時代とともに変化していく中で、真に顧客に寄り添うために、デジタルツールを活用していく営業スタイルの変革を進めてきた。

現在、同社の営業職は個人単位で、すでにズームや動画アプリの「ユーチューブ」などのデジタルツールを活用した商談や相談に対応可能な体制を確立している。

同社は、今回オンライン商談の稼働開始に先駆け、ＨＰの概念から改めた。これまでは、会社を紹介するものとしてとらえていたＨＰだったが、顧客が利活用するＨＰへと改修した。新ＨＰは、トップにズームを活用したオンライン商談への大型リンクバナーを設置し、オンライン商談への対応を積極的にＰＲする。また、同社が製作した顧客向けの説明動画や同社を紹介しているユーチューバーの動画などへのリンクバナーも設置した。

同社は、本格的な「商談」だけではなく、検討段階の「相談」、顧客の質問に対する「アドバイス」などにも、ズームを活用していくという。これにより、顧客へ「安心感」を与えることに注力し、非対面でも心の通ったコミュニケーションを図っていく。