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2021年10月28日

日産、横浜で乗合型移送サービス実証実験 キャッシュレス決済導入

日産自動車と京浜急行電鉄、横浜国立大学、横浜市は22日、横浜市金沢区富岡エリアで11月1日から「乗合型移送サービスとみおかーと実証実験」を開始すると発表した。4年目となる今年はキャッシュレス決済を導入するほか、外出促進アプリを用いた行動分析も行う。実施期間は2022年1月31日まで。

同地区では18年から実証実験を継続している。本格運行に向けた最終段階となる今年は、利用ニーズが集中する坂道が中心のコースと駅から遠い住宅地へのコースに集約し、手を挙げて自由に乗降できる有償実証実験を行う。朝夕の運行時間帯の拡大のほか、子ども運賃やキャッシュレス決済も導入し、利便性の向上を図る。

車両は日産の「キャラバン」を使用する。運賃は大人200円、小学生100円、未就学児無料。

 乗車のたびにポイントが貯まる外出促進アプリ「とみおかーとMoove」も導入し、同アプリを通じて取得する移動履歴などを実証実験の分析に活用する。

カテゴリー 社会貢献
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞10月25日掲載