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2021年7月16日

1~6月中古車登録、4年ぶりプラス 乗用車は2年ぶり増

日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤和夫会長)が12日発表した2021年上期(1~6月)の中古車登録台数は、前年同期比4・2%増の195万9730台で、上期としては4年ぶりに前年を上回った。新型コロナウイルス感染拡大で営業活動が停滞した前年同期から反動増となった。

コロナ禍前の19年上期実績と比べると0・9%減で、半導体不足による新車の供給遅れが下取り車の確保難など中古車流通に響いた。

車種別でみると、乗用車は同4・3%増の171万567台で、2年ぶりに前年を上回った。貨物車も同4・1%増の20万3454台で、2年ぶりにプラスに転じた。一方、バスはコロナ禍による観光業の低迷を受けて、同6・5%減の5822台だった。

6月単月の中古車登録台数は、前年同月比1・8%減の32万1398台だった。マイナスとなったのは5カ月ぶり。前年は1回目の緊急事態宣言の終了を受けて中古車需要が急増したため反動減となった。19年6月実績比では4・2%増となった。車種別では、乗用車が前年同月比2・3%減の27万6856台だったが、19年6月実績は上回った。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月13日掲載