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2021年5月19日

モビリティテクノロジーズ コミュニティバス事故削減にAI

モビリティテクノロジーズ(中島宏社長、東京都港区)は、人工知能(AI)を活用した交通事故削減支援サービス「ドライブチャート」を、幼稚園や企業の送迎バス運行を受託しているみつばコミュニティ(平野正志社長、東京都港区)の全車両960台に導入すると発表した。交通事故を未然に防ぐ取り組みを進め、運行品質を高める。

みつばコミュニティは、教育、医療機関、企業などから業務委託される形でマイクロバスを活用した送迎サービスを全国で提供している。

こうした送迎バスのほか、営業用車両などにも搭載する。ドライブチャートは、タクシーやトラック、営業用車両への導入実績があり、マイクロバスでの採用は初めて。

同社はこれまでも車内外の様子を記録するドライブレコーダーを活用して運行管理を行ってきたが、ドライバーへの運転指導は直接現地に出向いて行う必要があるなど、タイムリーな取り組みが難しかった。

パソコンなど遠隔地から運転動画確認などが行えるドライブチャートを活用し、交通事故削減につなげる。

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞5月13日掲載